この機器は何?
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更新日:2025年10月8日
聴覚障がいの方が使う機器、ご存じですか?
どのように使うかわかりますか?
正解は…
これはヒアリングループ受信機(磁気ループ受信機)と呼ばれるものです。
ヒアリングループというのは、耳が聞こえにくい人が音を聞き取りやすくするための設備(装置)です。
補聴器や人工内耳には、音を受信する特別な機能がついていることがあるのですが
補聴器などを使用していない方は、上記写真のような付属のイヤホンを使用します。
しくみ
音声(話している声や音)を特別な磁場という目に見えない電気の力に変えます。
磁場があるだけではだめで、ループアンテナ(ケーブル)という輪っか状の機械を周りにはわせて磁場を発生させます。
これが「磁気ループ」と呼ばれる理由です。
補聴器や人工内耳には、その磁場を受け取る特別な機能がついていることがあるので
それを使うと直接音声が伝わり、目的の音を聞き取ることができます。(聞こえ方には個人差があります)
メリット
ヒアリングループを使うと、まわりのうるさい音や雑音を気にせずに、
聞きたい人の話し声や音だけが聞こえます。(聞こえ方には個人差があります)
聞こえにくい人がつけている補聴器や人工内耳のモードを切り替えるだけで簡単に使えます。
この設備は小さな受付カウンターから広い会場や大きなスタジアムまで、どんな場所でも使えます。
使用方法
このように、聴覚に障がいのある方がイヤホンをつけて使います。
イヤホンを付けた人は、周りにぐるっと囲われたケーブルの中に入ることで
マイクの音が磁場によりイヤホンに反映されて、聞こえるようになります。
使用する物品はこのようなものです。
ヒアリングループ本体のほか、マイクやコード、アンプなど必要な機材がたくさんあります。
大田区内設置・貸出箇所
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お問い合わせ
障害福祉課
電話:03-5744-1700
FAX :03-5744-1592