デング熱
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更新日:2024年7月1日
平成26年夏、海外渡航歴のないデング熱患者が確認されました。
日本国内ではウイルスを持ったヒトスジシマ蚊にさされることで感染します。
蚊の発生防止強化月間ポスター(東京都)
ヒトスジシマ蚊(写真引用 国立感染症研究所)
デング熱は、デングウイルスに感染した蚊に刺されることによって生じるウイルス感染症です。
ヒトからヒトに直接感染することはありません。
典型的には、蚊に刺されてから3日から14日(多くは4から7日)の潜伏期間の後、高熱(38から40度)・頭痛・眼窩痛・関節痛・筋肉痛・発疹などを呈し、1週間ほどで解熱します。
感染しても発症しないことも多くみられますが、症状がある際は、受診をして下さい。
デングウイルスは、4つの血清型(1・2・3・4型)があります。
感染した型のウイルスには免疫を得ることができます。
前回と異なる型のデングウイルスに感染すると、デング出血熱に発症する確率が高くなるとされています。
今回、国立感染症研究所で、患者から検出したウイルスの血清型を分析したところ、いずれもデングウイルス1型と判明しています。
デング熱に対する予防接種はありません。
予防としては、蚊に刺されないようにする工夫が重要です。
虫刺されや蚊の繁殖を防ぐ工夫
・虫刺され防止薬を適切に使用する
・戸外に出るときは肌の露出をできるだけ避ける
・網戸やエアコンを使用する
・蚊の繁殖を防ぐため、雨水タンクに蓋をしたり、タイヤに溜まった水・ペット用の水・鉢植えの皿の水を放置しない
・室内の花瓶の水などは最低週1回は交換する
・渡航の際は設備が整った(網戸の設置や必要な清掃が行われている等)宿泊施設を利用する
蚊の発生を防ぎましょう(大田区保健所)PDF(PDF:310KB)
大田区におけるデング熱対策について
1 区民への注意喚起
(1)区報、ホームページ等を通じた区民への注意喚起
(2)各公園内において、張り紙、立て看板等を用いて、公園利用者に、蚊に刺されないよう注意喚起
(3)区施設において、出入口に蚊に刺されないための予防策を掲示し注意喚起
2 感染防止対策の実施
(1)区の管理する公園・施設について、蚊の羽化防止剤を雨水集積ますに投入する。
(2)区施設において、電気蚊取り器を設置する。
(3)ボウフラを生育させないため、区の管理する公園内で不要な水たまり(空き缶など)がないか点検・除去する。
(4)公園内の草刈について、適宜実施する。
(5)区が主催する屋外イベント開催時に、参加者が使用できるよう虫よけスプレーを準備する。
【大田区保健所 問合せ先】
時間:平日8時30分から17時
症状、流行状況、予防方法等について
感染症対策課
電話:03-4446-2643
FAX:03-5744-1524
蚊の駆除等の方法について
生活衛生課環境衛生
大田区大森西一丁目12番1号 大森地域庁舎
電話:03-5764-0694
FAX :03-5764-0711
【平日夜間・休日に症状のある方へ】
東京都保健医療情報センター「ひまわり」
時間:平日17時15分から翌8時30分、土曜日、日曜日、祝日
電話:03‐5272-0303
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