ジカウイルス感染症

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更新日:2024年7月1日

ジカウイルスに感染することでおこる感染症です。
2~7日の潜伏期間を経て、軽度の発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛などを主な症状として発症します。感染しても無症状または軽症で済むことが多い感染症ですが、妊娠中の感染と胎児の小頭症の関連性が示唆されているため、注意が必要です。

感染経路

ウイルスをもった蚊に刺されることで感染します。
ウイルスに感染した患者を蚊が吸血し、蚊の体内でウイルスが増殖、その蚊が他者を吸血することで感染が拡がります。
また、輸血や性行為によっても感染します。

流行地域

中南米、米国(フロリダ州、テキサス州の一部)、東南アジア等の地域。
 現在のところ日本国内で感染した症例はありません。流行地域で感染し、国内で発症した症例はあります。

治療方法

ジカウイルスに対する特効薬はありません。治療は、症状に対する治療(対症療法)となります。

予防方法

流行地域に出かける際は、長袖・長ズボンを着用する、虫よけスプレーを使用するなど蚊に刺されないように注意することが必要です。
また、流行地域から帰国した人は症状の有無にかかわらず、少なくとも6か月間、パートナーが妊娠中の場合は妊娠期間中、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えることが推奨されています。妊娠を予定している方については、帰国後6か月間は妊娠を控えることが推奨されています。

お問合せ

感染症対策課

大田区蒲田5丁目13番14号
電話:03-4446-2643
FAX :03-5744-1524
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