糖尿病

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更新日:2024年1月23日

糖尿病(2型糖尿病)とは

糖尿病は、インスリンというホルモンの不足や作用低下によって血糖値の上昇を抑える働きが低下し、高血糖が慢性的に続く病気です。
初期の頃は、自覚症状に気づきにくく、高血糖状態が続くと、さまざまな合併症を引き起こします。

糖尿病と診断される基準

糖尿病は数回の検査を組み合わせて診断されます。

  • 空腹時血糖が126mg/dL以上
  • 食事をとった後に測った血糖(随時血糖)が200mg/dL以上、あるいはHbA1cが6.5%以上と確認された場合
  • (特定健診の場合)空腹時血糖100ml/dL以上またはHbA1c 5.6%以上

以上の検査値の場合は糖尿病の可能性が高くなります。その場合は医療機関での検査が必要です。
出典:日本糖尿病学会 糖尿病治療ガイド2018-2019、厚生労働省 標準的な健診・保健指導プログラム(平成30年度版)

糖尿病の要因

糖尿病(2型)の主たる要因は以下のとおりです。

  • 過食
  • 運動不足
  • 肥満
  • 遺伝的な影響 等

糖尿病の症状

出典:日本糖尿病学会 編・著 : 糖尿病治療の手びき2023(改訂第58版増補),p25,南江堂,2023

細小血管合併症(細い血管):糖尿病に特徴的な合併症
動脈硬化症(太い血管):動脈硬化による合併症(糖尿病があると進行しやすい)
その他:かかりやすいもの

糖尿病の症状は全身に出ます!

糖尿病は初期症状がほとんどなく、進行すると動脈硬化が進み、脳卒中や虚血性心疾患になりやすくなります。
また3大合併症として、以下が挙げられます。

  • 網膜症(失明)
  • 腎症(透析)
  • 神経障害(壊疽(えそ)、認知症、排尿障害(ED))
  • 認知症 など

糖尿病の悪化を防ぐためには、歯周病の予防も大切です。
詳細は以下のリンクを参照ください。

糖尿病リスクをセルフチェックしてみましょう!

本ツールは国立国際医療研究センターと株式会社教育ソフトウェアが共同で開発した、3年以内に糖尿病を発症する確率を試算するシステムです。
ご自身の健康診断結果を入力し、糖尿病リスクを確認してみましょう!
※糖尿病と診断されたことがない30~64歳の方を対象としています。

糖尿病予防のためのポイント

生活習慣を見直して、糖尿病を予防しましょう!
詳細は以下のリンクを参照ください。

糖尿病と食生活

糖尿病の予防で重要なのは、食生活です。
血糖値をコントロールするために、日常生活で食事の工夫をし、配慮することが大切です。
食べ方を工夫することで、同じ食事内容でも血糖値が上がりにくくなります。
無理なく行える方法を選び、継続につなげましょう。

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