高血圧

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更新日:2024年1月23日

高血圧とは

血圧とは、血液が動脈を流れる際に血管の内側にかかる圧力のことです。
血圧が高い(高血圧)とは、血管に過度の圧力がかかっている状態をいいます。
血圧が高い状態が続くと血管に負担がかかるため、重大な病気につながります。

高血圧と診断される基準

高血圧は収縮期血圧が140mmHg以上、拡張期血圧が90mmHg以上の時、診断されます。
収縮期血圧とは心臓が収縮して血液を送り出した時のことを指します。反対に拡張期血圧は心臓が拡張した時のことです。

高血圧の原因

高血圧の主たる原因は以下のとおりです。

  • 食事
  • 飲酒
  • 運動不足
  • 肥満(若年・中年の男性に多い) 等

高血圧の症状

高血圧は、自覚症状がほとんどありません。自覚症状がないまま、進行していきます。
血管には本来弾力があります。しかし、血圧が高い状態で放置していると血管に悪影響を与えます。血管がもろくなる、破れる(出血)、詰まる(血栓や塞栓)、血管が硬く厚くなり(動脈硬化)やすくなる等、命に関わる病気に繋がるリスクが高くなります。
高血圧に気が付くためには、定期的に血圧測定をし、自分自身の血圧を知っておくことが必要です。

血圧の測定方法

 

血圧は、時間や環境によって変化します。
食事、飲酒、喫煙、運動、入浴や仕事など、状況によって数値は変動します。
以下の点に気を付けて測定を行いましょう。
1.体の力を抜いてリラックスする。
イライラしていたり、緊張している場合や出かける直前のあわただしい時間などには血圧は上昇してしまいます。また、尿意や便意がある時はすませて数分経ってから、測定前1時間位の間には、食事・入浴・運動は避けてください。
2.座って測定する。
血圧は、「心臓の高さにある上腕の血圧を座って計測した値」が基準です。必ず足を組まずに、座って測定しましょう。
3.毎日同じ時間に測る
血圧は、時間によって変動するため、ほぼ同じ時間に測らないと、日々の変化がつかめません。一日のうちで最も安定した状態が保てる最適な時間帯を探して、出来る限り同じ時間に測定しましょう。

高血圧予防のためのポイント

生活習慣を見直して、高血圧を予防しましょう!
詳細は以下のリンクを参照ください。

生活習慣の見直し(食生活)

高血圧の予防には食生活の見直しが効果的です。
以下の観点で、出来ることから始めてみましょう!

  • 減塩
  • 野菜をたっぷり摂る(野菜などに含まれるカリウムには体内の余分なナトリウムを排出する働きがあります。)

詳細は以下のリンクを参照ください。

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お問い合わせ

健康づくり課

電話:03-5744-1683
FAX :03-5744-1523
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