代表的な医療的ケア
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更新日:2025年5月16日
代表的な医療的ケアの種類
人工呼吸器
自分で呼吸をするのが難しい場合に使用します。24時間必要なこどもや寝るときだけ必要なこども等、その子によって使い方が変わります。
経鼻経管栄養
鼻から、胃や腸までのチューブを通して、流動食や水分を入れることです。
食べることが難しいこどもや、誤嚥(ごえん)による肺炎になりやすいこどもが安全に栄養をとるための方法です。
胃ろう
チューブで胃に直接栄養を送り込むための穴を言います。何らかの原因で、口から食べ物が食べられなくなったこどもや、食べ物が期間に入ってしまい、肺炎等を起こしやすい子供が安全に食事をとるために胃ろうをつくります。
酸素療法
なんらかの原因で酸素が十分に取り込めない方のために、足りない酸素を補うことです。
自宅では空気からつくる酸素濃縮器を置くことが多いですが、酸素ボンベを携帯することで、外出することもできます。
導尿
なんらかの原因で尿が出せなくなったときに、尿道にチューブを入れて排尿を手助けすることです。
気管切開
気道(空気の通りみち)が狭くなったり閉塞するなどの原因で呼吸ができなくなったり、痰が出せなくなる等、苦しくなったときに首の皮膚を切開して気管に穴を開け、その穴から「気管カニューレ」を挿入し、気道を確保する方法です。定期的な「気管カニューレ」やベルトの交換、皮膚のケアも必要になります。
吸引
自分で痰や鼻水を出したり、唾液を飲み込むのが難しい場合、吸引カテーテルを鼻、口、気管内に入れてそれらを取り除くことです。
吸入
痰などを切りやすくするために、薬剤や水分を霧状にして呼吸時に気道や肺へ届けます。生理食塩水の吸入は医療的ケアとはされていませんが、薬液の吸入は医療的ケアになります。
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