令和7年度長期休暇中の子どもの居場所づくり補助事業

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更新日:2025年6月10日

大田区子ども生活応援基金を活用し、長期休暇中(夏休み)に、こどもの経験機会の提供と居場所づくりを行う
地域団体等に対し、その活動費の一部を補助します。

長期休暇中の子どもの居場所づくり補助事業の目的

本事業の目的は以下のとおりです。
・学びや経験の機会の提供
・こどもの孤立防止
・地域における見守り体制の強化
・新たなこどもの居場所の拡充

対象団体

次の(1)~(4)にすべて当てはまる団体
(1)区内を主な活動拠点とし、自主的及び自発的に活動していること
(2)構成員の名簿、定款、会則等の組織運営に関する明文の定めを有していること
(3)区民が運営に関わっている団体等であること
(4)本事業の有無に関わらず、継続的にこどもの居場所づくり等に取り組む意向があること
(注釈1)法人格の有無は問いません。
(注釈2)複数団体が連携した取組も対象になります。

対象となる取組

(1)学習支援
(2)体験事業
(3)食事提供
(4)食料品の配付
(注釈3)(1)もしくは(2)は両方もしくはいずれかを必ず実施し、加えて(3)及び(4)を両方実施すること。

対象となる取組の要件

補助の対象となる取組は以下の要件すべてに該当することが必要です。
1. 1回当たり5名以上のこどもが参加できる規模で開催すること。
2. 補助対象期間内に4日以上事業を実施すること。
3. 参加費が無料又は実費相当程度であること。
4. 事業実施時は、常時責任者を配置し、安全に配慮した開催を図ること。
5. 事業の規模に応じて、必要な職員体制を確保すること。
6. 事業の開始前に管轄の保健所に相談し、指導・助言を求めること。
7. 食事の提供における食品の安全確保を図るため、食品衛生法(昭和22年法律第233号)及び各種法令、通知等に基づく適切な衛生管理体制を構築すること。
8. 提供する食事については、栄養バランスの良いものとなるよう努めること。
9. 参加者の食物アレルギーの有無を確認すること。
10. 配付する食料品は、区と協議の上決定し、各事業実施者にて用意すること。
11. 事故発生時の対応のため保険に加入すること。
12. 適切な衛生管理体制及び徹底した感染防止対策を講じること。
13. 個人情報の適切な管理に十分配慮し、事業の実施に携わる職員等が業務上知り得た情報を漏らすことのないよう、個人情報の厳格な取扱いについて職員等に周知徹底を図るなどの対策を講じること。
14. 参加者に対し、こども・家庭の支援に代わる相談窓口を周知するよう努めること。また、必要に応じて参加者のニーズに対応した関係機関につなげること。なお、虐待が疑われる場合等、早急な対応が必要な場合は、子ども家庭支援センター等に対して速やかに通告を行うこと。
15. 可能な限り、区が開催又は関与する、こどもの生活応援に関わる他の関係機関等との連絡会等に年1回以上参加すること。
16. 補助金交付終了後も、事業の維持・向上を図り、持続可能な事業実施に努めること。

補助の内容

補助基準額・補助率

補助基準額・補助率
区分補助金交付回数補助基準額補助率
学習支援・体験活動・食事提供に係る費用補助 1回目20万円10/10
補助 2回目

15万円
(注釈4)ただし、要綱第4条第2項第2号に規定する要件につき、補助対象期間内に10日間以上実施する場合は、20万円を上限。

10/10
補助 3回目15万円10/10
配付用食料品に係る購入費補助1回目~3回目

参加者1人/1,200円
(注釈5)但し、申請状況により当費用の総額が区の予算を超えた場合は一人当たりの交付額の調整を行う。(注釈6)参加者とは概ね18歳に達するまでのこどもを示す。

10/10

対象経費

事業実施にかかる次の経費

対象となる経費
項目 対象経費の主なもの(例)
報償費 事業実施に必要なボランティアや外部講師等に対する謝金、交通費等
消耗品費 事業の実施に必要な消耗品・教材等の購入費、消毒液等食中毒防止対策、
感染防止対策等に必要な経費
印刷製本費 事業案内のためのチラシ等の印刷に係る費用
食糧費 参加者に提供する食事の材料費、弁当の購入経費
光熱水費 電気代、ガス代及び水道代
(注釈7)自宅・店舗等が実施場所の場合等、本事業の取組分としての金額が明確でない場合は、開所時間分で按分する等の方法で算出してください。
保険料 事業実施に必要なイベント保険やボランティア保険の加入にかかる費用
通信費 事業実施に必要な通信費等
(注釈8)通信費(電話料金等)で、他の事業と共有する経費の一部を対象経費とする場合は、事業実施に要した額を明示してください。
広告費 ホームページ管理経費等
交通費 体験活動や食材の運搬等に係る交通費
(注釈9)事業実施当日に限ります。
(注釈10)スタッフの出勤のための交通費は含みません。
備品購入費 食事提供や学習支援、体験活動に利用する備品(家具什器や家電等)の購入費
(注釈11)備品とは、価格が1万円以上かつ継続使用し、申請事業の目的達成のために必要不可欠である物品とします。
(注釈12)1物品につき取得金額の100分の50を限度とし、本経費全体では申請金額のおおむね100分の25を限度とします。
使用料及び賃借料 事業実施に必要な会場使用料や資機材のレンタル料、バス等貸切料金
(注釈13)体験活動等の実施当日のものに限ります。
(注釈14)自宅や店舗等が実施場所の場合等、本事業の取組分としての金額が明確でない場合、開所時間分で按分する等の方法で算出してください。
その他の経費 上記のほか、事業を実施するため必要と認められる経費
配付用食料品購入費 参加者に配付するための食料品に係る購入費
(注釈15)参加者とは概ね18歳に達するまでのこどもとする。
(注釈16)購入品目については大田区と協議の上、決定すること。

対象期間

令和7年度区立小中学校の夏季休業期間
(注釈17)原則、期間中に4日以上実施すること。
(注釈18)ただし、対象経費については、準備期間を鑑み、令和7年6月1日~令和7年8月31日を対象とします。

【令和7年度交付決定事業一覧】

【令和7年度交付決定事業一覧】
団体 事業名 事業概要
カフェキャビン子ども食堂 子ども食堂のサマースクール 工作などのワークショップ、夏休みの宿題の補助を行う時間を設けながら、ただその場に「いる・遊ぶ・集まる」という居場所を提供。
また、こどもたちと一緒に調理をして食事を楽しむことも行う。
フードバンク大田 2025夏休み中の子どもの宿題と生活応援事業 午前には夏休みの宿題を行うことを中心とし、お昼にはみんなで食事をとる。午後はこどもたちの希望に応じて学習や遊びなど自由に過ごせる時間やイベントなどを企画して実施する。また、適宜おやつなども提供し楽しく過ごせる場とする。
ふれあいこどもクラブ 夏休みこども応援団 教師経験者や地域の高齢者や大学生のサポートを交えながら、夏休みの宿題をサポート。学習後はお昼ご飯をみんなで食べ、午後には昔遊びや簡単な工作などを通じていろいろな年齢の人とかかわりを持つ。
フォースネット株式会社 デジタルこどもBASE 午前中は今後の社会で必要となるデジタルに関する内容を勉強し、昼食を含めたお昼休憩をする。午後はプログラミングや動画制作などの実技を通してスキルを学び、こどもたちが自学していけるよう、デジタル技術に対してイメージを養ってもらう。
グルービーヒップホップ みんなで炊こう!踊ろう! こどもたちに基本的な食の知識を身につける体験を提供すると同時に、ダンス体験を通じて運動不足の解消や仲間との協働・達成感を味わい、自己肯定感の醸成につなげる。前半はお米を自分で炊き、味わうことを学び、後半はダンスの体験を主として行う。
ユニバーサルこども食堂 ドローンと遊ぼう! 最新の小型ドローンを活用、こどもたちに新たな視点と発見を提供し、科学的好奇心や観察力を養う。また、ドローンを介した遊びを通じて、仲間と協力しながら楽しむ力や社会性を身につけてもらう。
Bear foot corporation株式会社 夏休みBFプロジェクト 小中学生を対象として、学習への取り組み、同世代のこども同士での交流や、一緒に昼食を食べる時間を設ける。また、独自のプログラムを受講してもらい、新たな学びや経験をしてもらう。
きねまくんプロジェクト すけっとくらぶ「夏休み すけっとde昼ご飯」 読書・学習・ゲーム・遊びなど施設のルール内で友達同士や見守りスタッフと自由に過ごせる居場所を提供。夏休み中は特別なイベントとして、自由研究を実施し、夏休みの自由研究にも対応する。
夏休み期間中に計6回、栄養バランスの良い昼食を提供し、夏休み中の居場所と食事に困っているこどもたちをサポートする。
おおもり・高齢者元気塾 小学生の夏休み応援イベント 夏休みの宿題の応援、遊びや工作の会を実施、昼食の提供などをボランティアとして募集した中高生と大学生と交流しながら、こどもたちの居場所としてその日を充実させる活動を行う。
大田区の未来を切り拓く中高生の会 小学生の夏休み応援イベント(火曜日コース) 夏休みの宿題を含めた学習支援や、夏休みの宿題として頻出する自由研究にも用いることができる工作を実施。
学習後は昼食の提供をし、こどもたちの居場所を拡充する。
一般社団法人羽田のこのこ のこのこ食堂の夏休み事業 夏休みの宿題の補助や各種体験などを行う。また、商店街ならではのイベント(商店街スタッフ体験・商店街放送づくりなど)を多く行い、商店街との連携や見守り機能を活かし、夏休み後もこどもたちを支援するネットワークを強化する。
大森西夏の居場所づくり実行委員会 大森鶴渡町会 夏休み居場所づくり事業 夏休み期間中の8日間、大森鶴渡町会を開放して地域のこどもたちが気軽に立ち寄れる居場所をつくる。期間中には体操や運動のレクリエーションや工作などのワークショップを実施し、こどもたちが楽しめる場、頼れる場を地域で支えあいながら活動する。
東京プレクトラム音楽協会 夏休みギターマンドリンプロジェクト 小・中学生を対象に音楽体験の機会、昼食の提供、居場所の提供を実施する。音楽体験は、現役の音楽家を講師として招き、生演奏の披露、クラシックギターやマンドリンを貸し出し、演奏の体験、リズム遊びなど幅広い要素で音楽に触れてもらう。
本羽田一丁目町会盆踊り会 令和7年度夏休み本羽田一丁目町会盆踊り練習と食事支援 本羽田一丁目町会で8月に行われる盆踊りの練習会を通じて、こども食堂で栄養のある食事を提供し、交流を深めながら居場所を提供する。活動中は、朝ご飯をみんなで食べた後盆踊り練習を行い、その後は学習や工作などの手伝いを行う形でこどもたちのサポートを行う。
一般社団法人笑喜あいあい 令和7年度夏休みラジオ体操と朝活○○と食事支援 南六郷二丁目団地自治会で7月に行われる朝のラジオ体操の機会に参加し、栄養のある食事を提供する。ラジオ体操後には様々な取り組みを活動日ごとで行い、みんなで楽しめる居場所とする。
Musub.i.me わたしのままいられる居場所 学習・読書・工作の時間を設け、楽しいということのみならずこどもたちの経験値や自信につながる活動を行う。工作の内容は主に不要なものを再利用し、いらないとされるものでも宝物になるという工作を工夫して行う。
絆倶楽部 夏の応援ひろばプロジェクト
~つながって、踊って楽しもう~
盆踊りの練習を地域の大人を含め、様々な年代と行いながら、8月5日の池上本門寺納涼盆踊り大会等での披露を目指す。練習したことを発表する場があることで、自己表現の場の提供や、達成感を醸成し、こどもたちにとっての安心できる居場所となる。
特定非営利活動法人子どもアート支援活動まほろば 夏こそ工作!アートで過ごす夏休み 工作を通じて楽しみながら学び、自己成長の機会を提供する。絵具を使用したお面作り、ポスター作製、ペットボトルを用いたリサイクルアート、木素材でのキーホルダー作成など、幅広い内容をアトリエで体験活動を行う。また、共同作業や協力を通じて学校や学年を超えて、繋がりを促進することが期待でき、安心できる居場所での活動を提供する。
中央四丁目町会 夏休み「子どもの居場所づくり」 小学生を対象に、「居場所の提供」「夏休み宿題に対するフォロー」「昼食の提供」を行う。学習支援では学年に応じて、ボランティアの年齢層を調整し、相談しやすい環境を設ける。また、宿題のフォロー以外にも工作などの遊び心ある教室も行い、こどもたちが過ごしやすい居場所として提供する。
山王三・四丁目自治会 夏休みのこども応援プロジェクト 中学生までのこどもを対象に学習支援、居場所の提供、昼食の提供を実施する。学習支援では大学生のボランティアが宿題のサポートを行う。学習以外では、高齢者ボランティアが昔遊びなどをレクチャーし、みんなで楽しめるイベントを実施。昼食はこどもたちが好きなカレーを提供し、みんなで楽しく食事を行う。

掲載は順不同になっています。
審査は、「活動基盤」、「計画実行」、「地域貢献」、「協働理解」の視点で実施しました。

令和7年度募集要項(手引き) ≪必ずお読みください≫

申請期間 【募集の受付は締め切りました。】

令和7年4月11日(金曜日)~令和7年5月2日(金曜日)

申請に必要な書類

補助金の申請に必要な書類は、こちらからダウンロードできます。

交付申請書類

交付申請書類記入例

実績報告書類(交付決定・事業実施後)

要綱

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お問い合わせ

子育ち支援課

電話:03-5744-1653
FAX :03-5744-1525
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