呑川の現状

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更新日:2022年7月5日

大田区内の呑川の現状について

 昭和40年代後半から50年代の呑川の水質は、生活排水等の流入によって悪化していましたが、平成6年度には下水道が概成100%整備されました。平成7年からは城南三河川清流復活事業による処理水が主な水源となり、通常の水質は、汚れの指標であるBODの環境基準 1リットル当たり8ミリグラム 以下に改善されています。
 しかし雨天時には、汚水混じりの雨水や道路上の汚れが流入することで水質が悪化することがあります。その他に、街路樹からの落葉や不法投棄物なども水質悪化の原因となっています。
 この水質悪化は、特に春から夏にかけての気温が高くなる時期に多く、主に中流域で河川の白濁化スカムの発生がみられます。

雨天時における出水の状況(平常時と出水時の比較)


  平常時の工大橋(目黒区緑が丘三丁目付近)


     出水時

河川の白濁状況(平常時と夏場の水質悪化時の比較)


  平常時の日蓮橋上流(西蒲田一丁目9付近)


     夏場の水質悪化時

スカムの発生状況(全景とガスによる浮上)


スカム発生の大平橋上流(西蒲田一丁目3付近)


スカムは河床から発生したガスで浮上します。

BODの推移

BOD(生物化学的酸素要求量)は、水の有機物汚染のおおよその指標で、数値が大きいほど水は汚れています。

下水道の普及や平成7年からの東京都の清流復活事業による処理水導水などに伴い、昔に比べBODは大きく改善されており、環境基準をおおむね達成しています。

DOの推移

DO(溶存酸素量)は水中に溶けている酸素の量のことで、河川の自浄作用、魚類などの水生生物の生活に不可欠な要素です。

BODと同様に下水道の普及や清流復活事業により、表層では昔に比べ数値は改善し概ね環境基準を達成するようになりました。しかし、赤い折れ線グラフで示されている御成橋の底層においては、なかなか改善されません(底層は環境基準は適用されません)。

呑川の生物(魚類・鳥類)

生物がいないと思われがちな呑川ですが、毎年、ボラの群が遡上し、冬場には多くのカモ類やサギ類が確認されています。

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