ハト等の野生動物にエサをあげないでください
ページ番号:546305267
更新日:2017年9月6日
公園や寺社等で見かけるハト等へのエサやりによる被害がでています。
生き物に対する慈愛や思いやりからのエサやりも、野生動物の生態系に影響を与え、過剰な繁殖や人に対する被害をもたらしています。
飼い主のいない野生化したハトの生態
- ハトは群れで行動し、雨の降りこまない軒下等にねぐらをつくります。
- 繁殖期間は1年中ですが、特に春から夏にかけて繁殖し、繰り返し産卵することが可能です。
- 1回に2個の卵を産み、ヒナは1か月で巣立ち、6か月で卵を産めます。
- 木の実・草の実・芽・葉等の植物を食べますが、人間が与えるエサも食べます。
このような被害が出ます
- 人間からエサを与えられることに慣れてしまい、植物等の自然な食べ物を探さなくなります。
- 人のエサによる栄養の過剰摂取から、繁殖回数が増えて個体数が増加します。
- エサをやるとその近くにねぐらを作り、周辺の道路・民家等はフンによって汚れます。
- 乾燥したフンが大気中に拡散して、アレルギー性喘息・皮膚炎等の原因になることもあります。
- フンや羽毛にハエやダニが発生したり、不衛生で悪臭を発生します。
- 群れで行動するため、鳴き声がうるさい等の被害が出ます。
- ハトのエサを狙うカラスが、人に対して威嚇や攻撃をします。
善意によるエサやりも、ハト等の野生動物の生態系や人間に被害をもたらしています。 ハトが有害鳥獣として扱われることのないように、エサやりはしないでください。
ハトによる被害を防止するには
- エサをやらないこと。
- 日頃から、家の軒下やベランダ等に巣作りの形跡がないかを点検してください。
- 自宅で巣を発見したら、日中、ハトのいないときに撤去してください。
- フンなどの被害があった場合は、清掃を行い、エサになるものを撤去してください。
お問い合わせ
電話:03-5744-1365
FAX:03-5744-1532
メールによるお問い合わせ
【道路・公園でのエサやりについて】
地域基盤整備課
【感染症等に関するお問い合わせ】
感染症対策課