雨の日の交通事故防止

雨天時は晴天時に比べて、視界が悪化し路面が滑りやすくなるなど、
運転環境が悪化するため注意が必要です。
特に降り始めからおよそ20分は、路面の泥や埃がゼリー状になり大変滑りやすくなります。

雨天時には特に、ほんの少しの不注意やミスが大事故につながりかねません。
慎重な運転が要求されるため、速度を普段より落として走行することを心がけましょう。

歩道と車道の区別のない生活道路などでは、歩行者や自転車に泥水をはねないよう、
スピードを落とし、水たまりをなるべく避けて走行するなど、最低限のマナーを守りましょう。

路面が滑りやすくなるとタイヤのグリップ力が下がるため、
不用意に急ハンドルや急ブレーキを行うと横滑りの危険があります。
ブレーキを数回に分けて踏むポンピングブレーキを行うなど、余裕を持って運転しましょう。

歩行者も傘により視界が狭くなり、「なるべく濡れたくない」という気持ちから、行動も急ぎがちになります。
自転車も、問題視されている傘差し運転や、滑りやすくなった路面のため、予想外の動きをする可能性があります。
歩行者や自転車の動静には、普段以上に注意を払いましょう。