BCG予防接種

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更新日:2022年7月1日

BCG予防接種とは

 結核の予防接種です。乳幼児期に結核にかかると重症化する傾向にあります。BCG接種は乳幼児の結核性髄膜炎や栗粒結核などの予防に有効です。

接種対象者

1歳に至るまで(1歳を迎える誕生日の1日前までとなります。)

標準的な接種期間

生後5か月に達した時から生後8か月に達するまでの期間
接種時期を遅くしたことにより、小児の結核罹患率が若干増加することが懸念されています。標準的な接種期間になりましたら、速やかにBCG予防接種をお受けください。

BCG接種後の経過

 接種後10日頃から接種したところに赤いぽつぽつができ、一部に小さいうみができることがあります。この反応は、接種後4週間頃に最も強くなりますが、その後は、かさぶたができて接種後3か月までには治り、小さな傷あとが残るだけになります。これは異常反応ではなく、BCG接種により抵抗力(免疫)がついた証拠です。自然に治るので、包帯をしたり、バンソウコウをはったりしないで、そのまま清潔に保ってください。ただし、接種後3か月を過ぎても接種のあとがジクジクしているようなときはかかりつけの医師に相談してください。

(参照)日本ビーシージー製造株式会社 接種部位の経過について

接種後の反応が早く出た場合(コッホ現象)

 接種後1日から数日以内に接種したところの発赤・腫脹(はれ)及び化膿等を起こすことがあります。これを「コッホ現象」といいます。お子さんが結核菌の自然感染を受けている可能性があり、速やかにツベルクリン反応検査や胸部エックス線検査を行う必要があります。そのため、コッホ現象と思われる反応がお子さんにみられた場合は、速やかに接種医療機関を受診してください。
 なお、局所の反応そのものは自然に治まっていくので清潔にするだけで構いません。

医療機関の方へ(コッホ現象)

 コッホ現象が疑われた場合は、Grade分類の写真を参考に判定いただき、対応をお願いします。  
 【Grade1~2】
  ・接種医療機関にて経過観察をお願いします。
 【Grade3以上】
  <ツベルクリン反応検査実施可能の場合>
   ・ツベルクリン反応の結果を判定後に「コッホ現象事例報告書」の提出をお願いします。
  <ツベルクリン反応検査実施不可の場合>
   ・速やかに(BCG接種後1週間以内)「コッホ現象疑い事例報告書」の提出をお願いします。
 報告書は、感染症対策課(下記お問い合わせ)に電話で一報の上、FAXまたはメールで送付ください。
 なお、送付先メールアドレスは、電話をいただいた際にご案内いたします。

参考

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お問い合わせ

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 FAX:03-5744-1524
メールによるお問い合わせ

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