エレベーターの安全対策について所有者、管理者のみなさまへのお願い

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更新日:2023年2月7日

 日頃からエレベーターの安全な維持管理に努めていただきありがとうございます。

 近年、エレベーターの異常動作による挟まれ事故や地震による閉じ込め被害が発生しております。このことについて、平成21年9月28日の建築基準法の改正では、戸開走行保護装置及び地震時管制運転装置の設置義務化をはじめとする安全のための基準が強化されました。しかし、これ以前に設置されたエレベーターには義務付けられていないため、事故発生の危険性が高くなっています。 

 エレベーターの所有者、管理者の皆様におかれましては、引き続きエレベーターの安全な維持管理に努めていただくとともに、最新の建築基準法の基準に適合させるための改修工事等をご検討いただきますようよろしくお願いいたします。

 挟まれ防止や閉じ込め被害軽減の対策については、以下のリンクからリーフレット等をお読みください。
 

戸開走行保護装置とは

 エレベーターの駆動装置(ブレーキ等)や制御器(運転制御回路等)が故障し、戸が閉まる前にかごが動き出した場合、自動的にかごを制止させる装置です。  

地震時管制運転装置とは

 地震の初期微動(P波)を感知したときに、エレベーターを強制的に最寄り階に停止させて乗客を避難させることで、閉じ込めによる被害を防止する装置です。 

お問い合わせ

建築審査課
設備審査担当
電話:03-5744-1391(設備審査担当)
FAX :03-5744-1557