子宮頸がん予防(ヒトパピローマウイルス感染症)ワクチン
ページ番号:561812673
更新日:2022年12月1日
ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)予防ワクチンは、平成25年4月より予防接種法に基づく定期予防接種となりました。
しかし、このワクチンの接種後に持続的な痛み等の特異的な副反応が現れる場合があり、ワクチンとの因果関係を否定できないことから、平成25年6月14日付で厚生労働省から適切な情報提供ができるまでの間、積極的な接種の勧奨を控えるよう勧告がありました。
この度、令和3年11月26日付で厚生労働省から積極的な接種の勧奨再開に関する通知が発出され、その後、令和4年3月18日付で厚生労働省から勧奨差し控えに伴い接種機会を逃した方に対するキャッチアップ接種に関する通知が発出されました。
小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(概要版)(PDF:4,388KB)
小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版)(PDF:6,054KB)
HPVワクチンの接種を逃した方に接種の機会をご提供します(PDF:6,511KB)
HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ(PDF:1,307KB)
定期予防接種の対象者
12歳になる日の属する年度の初日から16歳になる日の属する年度の末日までの間にある女子の方(小学校6年生から高校1年生の年齢に相当する女子)が対象です。
予防接種を受ける際に必要な予診票は、小学校6年生から高校1年生の年齢に相当する女子に対して令和4年7月29日(金曜日)にご自宅へ送付いたしました。
キャッチアップ接種の対象者
次の方が対象です。任意接種を含めて過去に3回接種済みの方は対象外です。
(1)平成9年4月2日から平成18年4月1日までに生まれた女子
(2)平成18年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた女子(令和5,6年度のみ対象)
(3)平成19年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた女子(令和6年度のみ対象)
予防接種を受ける際に必要な予診票は、対象(1)の方に対して令和4年8月31日(水曜日)にご自宅へ送付いたしました。
対象(2)及び(3)の方については定期接種対象者として送付する予診票を使用する方向で検討しています。
9価HPVワクチン(シルガード9)について
現在、日本国内で使用できるHPVワクチンは、サーバリックス(2価HPVワクチン)、ガーダシル(4価HPVワクチン)、シルガード9(9価HPVワクチン)の3種類があります。
このうち、サーバリックスとガーダシルは定期接種として公費で受けられます。
シルガード9は、現時点では定期接種の対象ではありませんが、厚生労働省の審議会での議論を踏まえ、令和5年度早期から定期接種を開始できるように準備が進められています。
詳細については、決定次第、本ページにてお知らせします。
なお、子宮頸がんは20代から年齢階級別罹患率が上昇するなど、若い方でも罹患し得るので、シルガード9が定期接種の対象になるのを待っていただくよりも、定期接種の対象年齢(小学校6年~高校1年相当)のうちにHPVワクチンを接種することをお勧めします。
厚生労働省ホームページ:9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について
償還払い(接種費用の助成)について
接種勧奨差し控えにより定期接種の機会を逃した平成9年4月2日から平成17年4月1日までに生まれた女子であって、定期接種の対象年齢を過ぎて自費で任意接種を受けた方がいらっしゃいます。
区ではこうした方に対する当該任意接種の費用を助成しています。詳細については以下のページをご覧ください。
子宮頸がん予防(ヒトパピローマウイルス感染症)ワクチンの接種費用助成について
予防接種予診票の発行について(転入及び予診票を紛失された方へ)
予防接種を受けるには、大田区が交付する予診票が必要です。
予診票のお受取りの際は、必ず、母子健康手帳や接種済証等の接種履歴がわかるものをご持参のうえ、感染症対策課または各地域健康課までお越しください。また、郵送申請も可能です。郵送申請の詳細はこちら。
子宮頸がん予防ワクチンに限ってメールでの予診票交付申請を受け付けております。ご希望の方は以下の専用メールアドレスへ以下の情報をメール本文に記載しご連絡ください。(1週間程度で郵送いたします)
・「接種者本人の氏名」
・「接種者本人の生年月日」
・「保護者様の氏名」(接種者本人が申請する場合は記載不要)
・「接種者本人の住所」
・「連絡先電話番号」
【HPVワクチン専用メールアドレス】 vc-hokansen@city.ota.tokyo.jp
接種方法
- 定期予防接種の標準的な接種期間は、中学校1年生の年齢に相当する間です。
原則6か月の間に3回の接種が必要です。そのため、高校1年生の方は、1回目の接種を9月30日までに開始しないと定期接種対象年齢を超えてしまう可能性がありますのでご注意ください(ワクチンによっては、4か月間で接種する方法もありますので主治医とご相談ください)。
- 接種するワクチンは2種類あり、それぞれ接種方法が異なります。以下の説明をご覧ください。
- 接種途中で別のワクチンに切り替えることはできません。
- キャッチアップ接種対象者の方で任意接種含めて過去に1回又は2回接種した後、中断していた方については標準的なスケジュールをとることができなかった場合に該当します。以下の説明をご覧ください。
2価ヒトパピローマウイルスワクチン(製品名:サーバリックス)
<標準的なスケジュール>
1回目
2回目 1回目の接種から1か月の間隔をおいて接種
3回目 1回目の接種から6か月の間隔をおいて接種
・当該方法をとることができなかった場合は、1か月以上の間隔をおいて2回目を行った後、初回1回目から5か月以上、2回目から2.5か月以上の間隔をおいて3回目を接種することができます。
・過去に1回接種した後に中断した方で2回目から行う場合は、1回目の接種から1月以上の間隔をおいて2回目を行った後、1回目の接種から5月以上かつ2回目の接種から2.5月以上の間隔をおいて行います。
・過去に2回接種した後に中断した方で3回目を行う場合は、上記の間隔を全て満たすことを確認のうえ、可能な限り速やかに行ってください。
4価ヒトパピローマウイルスワクチン(製品名:ガーダシル)
<標準的なスケジュール>
1回目
2回目 1回目の接種から2か月の間隔をおいて接種
3回目 1回目の接種から6か月の間隔をおいて接種
・当該方法をとることができなかった場合は、1か月以上の間隔をおいて2回目を行った後、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて3回目を接種することができます。
・過去に1回接種した後に中断した方で2回目から行う場合は、1回目の接種から1月以上の間隔をおいて2回目を行った後、2回目の接種から3月以上の間隔をおいて3回目を行います。
・過去に2回接種した後に中断した方で3回目を行う場合は、上記の間隔を全て満たすことを確認のうえ、可能な限り速やかに行ってください。
予防接種についての詳しい説明はこちらから
ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)予防接種(PDF:1,004KB)
ワクチンに関する説明はこちらから
2価ヒトパピローマウイルスワクチン説明書(PDF:270KB)
4価ヒトパピローマウイルスワクチン説明書(PDF:290KB)
HPV予防接種実施医療機関一覧
ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)予防接種実施医療機関一覧(令和4年12月1日現在)(PDF:742KB)
副反応について
厚生労働省ホームページ:ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)
厚生労働省ホームページ:厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会
厚生労働省ホームページ:ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について
子宮頸がん予防接種を含め、予防接種の副反応等の資料が掲載されています。
平成23年4月1日から平成25年3月31日までにHPV予防接種を受け、接種後の症状で医療費を支払った方は、上記リンク先をご覧ください。
東京都ではヒトパピローマウイルス感染症(HPV)の予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口を設置しました。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader のダウンロードへ

お問い合わせ
感染症対策課
電話:03-5744-1263
FAX:03-5744-1524
メールによるお問い合わせ
大森地域健康課
電話:03-5764-0661
FAX:03-5764-0659
調布地域健康課
電話:03-3726-4145
FAX:03-3726-6331
蒲田地域健康課
電話:03-5713-1701
FAX:03-5713-0290
糀谷・羽田地域健康課
電話:03-3743-4161
FAX:03-6423-8838